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当事務所では刑事弁護の実務に関するテーマを決めて,当事務所所属の弁護士による報告内容をもとに参加者全員で,その理解を深める「刑事弁護実務検討会」を当事務所にて定期的に開催しています。
今回のテーマは「身体拘束からの解放」です。
被疑者・被告人は、身体拘束の期間中、行動の全てが監視される過酷な状況に置かれます。また、家族や友人との交流は著しく制限されてしまいます。
特に、否認事件では、捜査段階でも釈放されず、保釈も認められずに身体拘束が続くことが多く、無実の罪について認めることを強要されるような状況に置かれます。
弁護人にとって、1日も早く身体拘束から被疑者・被告人を解放することは、非常に重要な弁護活動です。
今回の検討会では、身体拘束からの解放に向けた弁護活動の総論について講義しつつ、具体的な事例を用いて参加者の方とともに検討・議論していきます。
逮捕・勾留の要件や保釈の問題は、予備試験・司法試験や二回試験にも出題される重要な分野です。
弁護士・司法修習生・法科大学院生の皆様の参加を歓迎しています。
参加を希望される方は,準備の都合上,事前にご連絡ください。
なお,今回の刑事弁護実務検討会は,Zoomを利用して行います。参加をご希望の方は,事前にURLをお送りいたします。
開催日:2021年4月13日(火)18時30分~
テーマ:身体拘束からの解放
講師:徳永裕文弁護士
参加お申し込み先メールアドレス:kitapubinfo(at)kp-law.jp
※お手数ですが,送信の際は(at)の部分を@に置き換えてお送りください。
2021年3月29日 1:41 PM カテゴリー: 研究会等のご案内
当事務所の公式Twitterアカウントをはじめました。
ぜひフォローいただければ幸いです。
↓
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アカウント名 @kitasenjupublic
2021年3月26日 10:42 AM カテゴリー: 未分類
1 日々の支援の中で
「支援している方が法的な問題を抱えているが,どこに相談すればいいか分からない。」
「福祉サービスでは解決できないことについて,法律でどうにかできないか。」
このような思いを抱えている福祉関係の方はいないでしょうか?
電話一本で相談できる弁護士がいれば,このような疑問はすぐに解消できるかもしれません。
2 弁護士につながることの大切さ
弁護士の人数が増えたため,以前に比べれば弁護士に相談する窓口が増えました。
しかし,まだまだ弁護士への相談の敷居は高いようで,弁護士の相談を受けられない方も多くいらっしゃいます。この敷居をなるべく低くして(できれば敷居をなくして),どのような方でも弁護士の相談を受けられるようになるのが理想です。
敷居が高いと感じられる理由の一つとして,「こんなことを弁護士に聞いてもいいのだろうかと考えていた。」と話されることが良くあります。
典型的な法律問題ではない場合に,弁護士に聞いたら失礼なのではないかと思われる方がいらっしゃいます。しかし,そのような心配は無用です。これが法律問題なのかということや法律で解決できるものなのかについても,弁護士に相談できますし,ぜひ相談していただきたい事柄です。結果として,法律では解決できないことかもしれません。
しかし,それが分かっただけでも,次に進むことができることがありますし,ましてや弁護士がそれで気分を害することはありません。それよりも,法律で解決できたかもしれないことを,取り逃してしまうことを防ぐ方が大切です。
特に,福祉関係者は,利用者への支援を通じて,利用者が抱える問題にいち早く気づくことができると思います。その時に,気軽に相談できる弁護士がいれば,問題解決につながるかもしれません。また,法律問題を弁護士が解決することによって,その後の支援もスムーズに行うことができると思います。
3 当事務所での取り組み
当事務所では,ちょっとしたことを弁護士に気軽に相談できるように,いろいろな取り組みを行っています。
※ 具体的な内容については,下記のページもご参照ください
福祉関係の方へ | 弁護士法人北千住パブリック法律事務所 (kp-law.jp)
① 近隣の福祉関係者からの相談を無料で受け付けています。この相談は,対面でもできますし,電話でもできます。場合によっては,支援者が行うケース会議に参加することもできます。
② 本人への法律相談が必要な場合には,法テラスの制度を利用して無料で法律相談を行います。本人が病院に入院していたり,施設に入所したりしていて,事務所までお越しいただけない場合でも,病院や施設などで出張相談を行うこともできます。
※ 法テラスの相談制度については下記のコラムもご参照ください。
北千住パブリックで、「法テラス相談」できます(弁護士 鈴木加奈子) | 北千住パブリック (kp-law.jp)
③ 福祉関係者の方々に弁護士の利用方法を知っていただくために,講演・講義も行っています。借金の整理や離婚,刑事裁判などの法律問題をテーマとすることも可能です。
4 支援者として双方向で連携しましょう
弁護士が,福祉関係者と連携することで,法律問題を早期に発見することができたり,法律問題が埋もれてしまうことを防いだりすることができます。
また,弁護士と福祉関係者が役割分担を行うことで,それぞれがやるべきことに集中でき,問題解決につなげることができます。
逆に,弁護士が法律では解決できない問題を抱えた依頼者がいたときには,福祉関係の皆様へ相談させていただくこともあります。連携は,一方向ではなく,双方向で行わなければ意味がありません。
広い意味での本人の支援者として,福祉関係の皆様と連携して行きたいと考えています。皆様からのご連絡をお待ちしております。
以上
2021年3月26日 9:50 AM カテゴリー: コラム
詐欺被疑事件で、勾留延長に対する準抗告の申立てが認容され、被疑者が釈放されました。(担当弁護士:戸塚史也)
2021年3月19日 2:34 PM カテゴリー: 事例報告
当事務所では、第74期司法修習生の採用選考を行います。
以下、募集要項です。
【募集要項】
1 募集人数
若干名
2 選考方法
書類審査の上、書類審査を通過した方に面接審査を実施いたします。
3 応募方法
以下の応募書類を応募期間内に当事務所宛に郵送にてご提出下さい。
(応募書類は返却いたしませんので、ご了承下さい。)
[応募書類]
① 履歴書(市販のもので可。写真貼付のこと)
・現住所、導入修習中の住所、実務修習地、並びに、ご連絡先として、必ず連絡の取れるメールアドレス及び電話番号を明記してください。
・地方赴任を希望される方は、履歴書に「地方赴任希望」と明記してください。
・書類選考の合否等、今後のご案内はメールにて行います。そのため、メールアドレスは、お間違えのないようにご記載ください。ハイフン、アンダーバー、大文字、小文字等、間違えやすい文字、記号は特に注意してご記載ください。メールアドレスに誤記や判読不能文字があった場合、ご連絡できないまま手続を進めざるをえなくなることがありますので、ご承知おきください。
② 応募理由書(1000字程度)
③ 課題
課題内容は、下記の【事前課題】の通りです。課題の指示に従い、起案したものを同封して下さい。
④ 成績証明書(最終学歴のもの)
⑤ 司法試験成績通知書の写し(合格した年の短答・論文試験のもの)
⑥ (予備試験合格者の方)予備試験成績通知書の写し
⑦ 任意提出書類
・TOEICその他の語学能力を証明するもの、法律関連資格等、弁護士業務との関係で自己PRになるものがあれば、写しをご同封下さい。なお、任意提出書類に該当するか否かの問い合わせには応じられませんので、ご自身で判断して下さい。
4 応募期間
2021年3月1日(月)~2021年3月14日(日)(必着)
5 面接要領
(日程)2021年3月27日(土)
(場所)当事務所
・書類審査を通過した方に、上記の日程で面接を1回受けていただきます。面接を受けていただく方には、2021年3月19日(金)頃に、メールにて、面接の時間を通知いたします。
・面接の時間は当方で指定させていただきますが、遠隔地に住んでいる等の特段の理由により時間帯に制約のある方は、応募書類郵送時に書面にて申し出てください。可能な範囲で配慮いたします。
・新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、会場に密集することを防ぐために、面接をする一部の弁護士がZoomにて面接に参加いたしますことをご了承ください。
【事務所概要】
当事務所は、刑事対応型都市型公設事務所です。
刑事弁護のプロフェッショナルとして、死刑求刑事件など重大な刑事事件の弁護を担うほか、地域に根ざした法律事務所として、区、地域包括支援センター、権利擁護センターなど行政との連携を深め、高齢者・障がい者などの社会的弱者の人権擁護活動にも積極的に取り組んでおります。加えて、過疎地における弁護士需要に応えるべく、当事務所で養成を受けた数多くの弁護士が、ひまわり基金法律事務所や法テラス各地方事務所に派遣されています。さらに、法曹養成に携わり、エクスターンシップ(一橋、慶應、早稲田、上智、青山学院)の受け入れを行っております。
上記の各分野に関心があり、市民のための弁護士として、どんな事件でも厭うことなく引き受ける意欲のある方を求めます。
〒120-0034
東京都足立区千住3-98-604 千住ミルディスⅡ番館
TEL03-5284-2101 FAX03-5284-2104
ホームページ;http://www.kp-law.jp/
弁護士法人北千住パブリック法律事務所
代表弁護士 押 田 朋 大
【事前課題設問】
別紙は、日産元CEOのカルロス・ゴーン氏の金融商品取引法違反、特別背任被疑・被告事件の時系列と海外の反応をまとめたものである。
別紙のなかで、あなたが日本の刑事法制またはその運用について課題であると感じる部分を1つ選んで、①どうしてその部分を選んだのか、②当該課題について、どのように改善していけばよいと考えるかをA4で2頁論述してください。
2021年1月21日 9:00 AM
2021年2月22日再掲
2021年2月22日 10:56 AM カテゴリー: 採用情報