事務所紹介

1.代表よりご挨拶

 北千住パブリック法律事務所は、2004年4月1日に東京弁護士会の支援・協力を受けて設立された公設事務所で、2019年4月1日をもって15周年を迎えました。
この間に刑事事件を取り巻く環境は大きく変化したところですし、所属する弁護士の顔ぶれも大きく変わりました。
そのなかでも変わらないものは、依頼者の皆様に寄り添い、全力を尽くすという熱い想いを所員全員がもち続けているところであろうと考えております。
刑事事件はもちろんのこと、離婚や相続といった家庭の問題や一般の民事事件に至るまで、近隣のみなさまの幅広いお悩みに対してお役に立てる事務所であり続ける決意です。
まずは気軽にご相談ください。みなさまと解決の道筋を一緒に歩んでいくことを所員一同お約束いたします。

北千住パブリック法律事務所
社員弁護士 鈴木加奈子

2.沿革

 当事務所は、東京弁護士会が2004年に足立区に設立した都市型公設事務所です。
弁護士8名の体制からスタートし、現在は20名前後の弁護士が在籍しています。

3.事務所理念

【理念1 地域密着の法律事務所】

 当事務所は地域の法的駆け込み寺として、離婚や成年後見、相続、DV(家庭内暴力)など家族関係の問題、借地・借家やマンション管理など不動産の問題、悪質商法被害や医療過誤、交通事故など各種損害賠償、多重債務や倒産の問題、労働問題、子どもの権利や少年事件など地域の皆様の日常生活から生じる様々な問題に幅広く取り組んでいます。 また、経済的な理由から司法へのアクセスが絶たれることのないよう、弁護士費用等を準備することが困難な方については、法テラス(日本司法支援センター)の費用援助制度などを積極的に利用してご期待に応えられるよう努めています。

【理念2 刑事事件のプロフェッショナル】

 当事務所は、刑事事件を担う刑事対応型の都市型公設事務所として、全国で初めて設立された事務所です。当事務所では、裁判員裁判事件を始めとする刑事事件を積極的に引き受けています。また、事務所の検討会や弁護士会や刑事弁護フォーラムなどの研修等を通じて刑事弁護のノウハウの普及にも努めています。このほか、弁護人が解任された事件等対応が困難な事件にも積極的に取り組んでいます。(当事務所の実績についてはこちら

【理念3 司法過疎対策】

 都市型公設事務所である当事務所は、若手弁護士を養成し全国に送り出すセンターとしての役割も担っています。法テラス地方事務所、ひまわり公設事務所等に多数の若手弁護士を送り出してきました。弁護士過疎地域では、様々な分野での需要があり、責任とともに大きなやりがいもあります。

【理念4 未来を担う法曹教育】

 当事務所は、法科大学院と連携し、法科大学院生が法律実務の現場で法律問題に取り組む法教育カリキュラムであるリーガルクリニック、エクスターンシップを行っています。これらの経験を通じて法科大学院生に実際の事件を用いた起案や法律相談を体験してもらうほか、各種講義、模擬裁判などを行い、「生きた法曹教育」を実践しています。

  • 事務所内の写真
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